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日本語以外について考える

私が話せるのは日本語だけです。英語は読めますが、時間がかかって正直なところしんどい。それでも英語で出すことにしました。

日々思うこと

私が話せるのは日本語だけです。英語は読めますが、時間がかかって正直なところしんどい。学生の頃に語学を真剣にやっておけばよかったと思うこともしばしばです。技術の資料は、英語のほうが早く正確に出てくるので読まないわけにはいかないのですが、1本読み終えるのに日本語の何倍もかかります。

言語の壁は高いというより「厚い」

若いころは「語学なんて面倒だな。単語を覚えるのも辛いし」と思っていました。そのツケがいまになって回ってきました。仕事をしながら一つの言語を実務で使えるところまで持っていくのは、たいへんな時間の投資です。今では同じ時間を使うなら、良い製品を世の中に出す方へどうしても力が向いてしまいます。

自動翻訳が来て、下がったのは「入口」だけだった

自動翻訳が実用になったとき、これで壁は無くなると思いました。実際に英語を日本語にして意味を理解するには充分でした。ただ、自分が書いたものを訳して外へ出すときには別の不安が残りました。

ニュアンスがちゃんと伝わっているのか、自分では確かめようがない。

これは翻訳の精度の問題というより、確かめる手段が無いことの問題です。訳文が自然かどうか、失礼になっていないか、断定が強すぎないか。読めない言語で書かれた自分の文章を自分で検品できない。だから外へ出すのが怖い。入口のハードルは下がったのに、出口のところで止まっていました。

AI が来て、ここが変わったと思う

いまは、訳したものを「なぜこの言い方にしたのか」まで説明させることができます。直訳ではなく、読む相手の前提に合わせて書き直すこともできます。精度そのものも、以前とは比べものにならないくらい良くなったと感じています。

それでも不安が消えたわけではありません。ただ、「伝わらないかもしれない」と「そもそも読めない・書けない」はまったく違う段階です。前者なら確かめ方を工夫すれば前に進めます。後者は進む道がありません。AI がしてくれたのは、後者を前者に変えたことだと思っています。

だから、英語でも出すことにしました

会社のサイトは日英の2言語にしてあります。この Blog も日本語と英語の両方で出すことにしました。今日が1日目です。

製品についても、英語で使えるようにしたほうがよいというご意見をお客様からいただくことがあります。AI が働く業務基盤という製品なので、使う人の言語で動くべきだという理屈はもっともだと思っていて、やろうかと考えています。時期を約束できる段階ではありませんが、考えているということは書いておきます。

世界が広がる、という言い方について

AI の話をするとき「世界が広がる」という言い方はよく使われます。少し大げさな表現だと思っていたのですが、自分のことで言えば、これは比喩ではありませんでした。読める量が増え、出せる相手が増えた。それだけのことですが、それだけで充分に大きい。

小さな会社にとってこれはかなりの変化だと思います。人を増やさずに届く範囲が増えるのですから。

英語圏の方々へ

もし私のブログやホームページの英語が変だと思ったら、お問い合わせページから教えてください。それも一つの製品改善や、私の知識に役立てることができる貴重な情報となります。

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